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クリーンショット (固着ポリマー洗浄除去装置)

コンタミ防止の解決策

プラスチック成形・ペレット製造・電線製造・ゴム製造などの製造現場においてコンタミ(樹脂への異物混入)を防止するために、 さまざまな金属部品に熱固着したポリマーを安全・確実に、 しかも短時間で洗浄除去することを可能にしたのが、 固着ポリマー洗浄除去装置クリーンショット」です。

クリーンショットのプロセス

クリーンショットは有機変成ブラスト法を応用した固着ポリマー洗浄除去装置で、炭化炉(変成炉)とエアブラストにより構成されます。
炭化炉ではポリマーが固着したワーク(部品)を微量酸素接触下で加熱処理し、ポリマーを溶解・炭化させます。
この炭化工程でワークに厚く固着していたポリマーの大部分は溶解し、炭化炉底部に設けられた回収トレイに流れ落ちます。
流れ落ちずにワークに固着したままのポリマーは、ワーク表面に炭化皮膜として残ります。 この炭化皮膜に対して、エアブラストの「柔らかく厚い皮膜には効果が少なく、薄く固い皮膜に対してはきわめて効果的」 という性質を利用することで固着ポリマーを短時間で効果的に除去することができます。
 クリーンショット紹介動画    6分56秒 

クリーンショットの特長

作業時間が短い

作業としては、部品を炭化炉にセットしてスイッチオン、炭化後にある程度冷却できたら取り出してブラストするだけです。 作業者の手によっておこなわれるエアブラストは複雑な形状でも2〜5分で完了するので、実質合計作業時間は5〜10分程度です。

複雑な形状でもOK

クリーンショットの最大の特長は、細くて長い孔や曲がった孔の内部などのブラシや治具を使えない部分の洗浄効果にあります。
ブラストに使用している標準研掃材はきわめて細かい粒子(85〜125μm)のガラスビーズを使用しており、 複雑な形状の部品でも安定した洗浄除去効果を発揮します。

ワークに対する影響が少ない

炭化炉の処理温度(約420〜500℃)をワークの形状、材質などによって自由に設定できるので メッキ層や硬化処理に対する影響もありません。
ブラストの研掃材は標準のガラスビーズの他にプラスチック材(オプション)も用意されており 精密部品や硬度が低い金属部品も洗浄除去できます。

広い応用範囲

ポリマーの種類を選ばずあらゆる樹脂、塗料などをまったく同じ手順で安定して洗浄除去することができます。

環境にやさしい

密閉された炭化炉内で処理するので炉外に煙が流出することはありません。また燃焼方式ではないので大気中に有害物質が放出されにくく、 除去後に発生する残滓は一般の産業廃棄物として処理することができます。

簡単な設置

排煙ダクトなどの取り付けは不要です。電源とエア源(ドライエア)を接続するだけですぐに使用できます。

クリーンショットの機能

項目 特長
装置構成 炭化炉(変性炉)
エアブラスト装置
付属装置
炭化炉内処理 微量酸素接触状態・高温度処理 ⇒ ポリマーの炭化促進
1. ポリマー ⇒ 溶解 ⇒ 回収トレイ
2. ポリマー ⇒ 残留炭化被膜
エアブラスト処理 ブラスト処理 ⇒ 残留炭化被膜 ⇒ 短時間洗浄・除去
適用部品
押出機部品     :  ブレーカープレート、ダイス、スクリュー等
射出成形機部品 :  スクリュー、三点セット、ノズル、マニホールドなど
その他あらゆるポリマー固着部品

デモ機と実施テスト

デモ機を用意しています。処理対象部品を送っていただければ、到着後1週間程度で処理して返送いたします。 (事前に部品の大きさ、樹脂の種類などをご連絡をいただくようお願いいたします)
また、お得意様工場などでの現地テストも可能です。(場所、日程によります)

処理可能サイズ
機種 サイズ
Type-1/250 250W×250D×180H mm
Type-S/1700(スクリュー用) 1,696L×156D×100H mm

実施テスト(送付または現地)をご要望の場合は弊社営業へご相談ください。

電話 03-3800-3411 FAX. 03-3800-3418
メールはメールフォームから送信してください。

クリーンショットによる固着ポリマーの洗浄除去処理例

処理前 処理後
洗浄前 洗浄前
洗浄前 洗浄前
洗浄前 洗浄前

主な機種