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ペースト押出の関連機械

ペースト式押出成形には押出機以外に、この成形法独自の関連機械があります。

ブレンダー

PTFEパウダーと押出潤滑剤(ナフサ)を混合する機械です。
弊社のブレンダーはプラスチックボトルにPTFEパウダーと潤滑剤を入れ、回転させます。
ボトルは軸方向と円周方向の二方向に回転し、均一な混合を生み出します。
このような機構であるため、樹脂のせん断は発生せず、ダマ(小さい塊)の発生も最小に抑えます。
標準は10リットルボトルに5リットルのパウダーを入れる構造ですが、ご希望により異なる容量のものも製作します。
ブレンダー   ブレンダー

予備成形機 (プレフォーマー)

ペースト押出はバッチ式で、押出機に樹脂を充填するために予備的にPTFEパウダーを円筒状に固める必要があります。
予備成形機は、PTFEパウダーと押出潤滑剤(ナフサ)が混合されたパウダーを所定の圧力で円筒状あるいは円柱状に圧縮加圧成形します。
プレフォーム材はペースト式押出機へセットされ、加圧⇒押出成形でPTFEチューブ、テープ、あるいはPTFE電線被覆に加工されます。

予備成形機の成形品最大長は 1000mm です。

小型予備成形機   予備成形機原料供給部
PTFE樹脂用・2筒式(成形バレル・2本)小型予備成形機・原料投入部付近(例)
2筒式予備成形機原料投入部

主な仕様

項目 単位 仕様
成形バレル内径 mm 16〜250
成形バレル長 mm 600〜2400
成形バレル装着数 1〜3(選択)
加圧駆動システム 標準 油圧式・竪方向加圧
成形部加熱方式 オプション バンドヒーター
原料供給方式 標準 電動フィーダ
オプション エアーバイブレータ

乾燥・焼成炉

常温で押出成形された成形品には成形潤滑剤(ナフサ)が含まれており、軟らかい状態です。 押出後に連続してナフサを乾燥させ樹脂をゲル化温度まで加熱し固定します。 加熱温度は段階的に設定され 100℃から高い部分は 500℃ぐらいまで設定されます。 このパートを「焼成炉」で行ない、設定温度の安定性が求められます。

焼成炉長は、製品によって 4m 〜 20m です。

焼成炉
焼成炉
焼成炉

乾燥引取機

電線被覆装置に組込まれることが多い乾燥引取機というナフサの蒸発乾燥を主目的にした機械です。
乾燥引取機   乾燥引取機

特殊用途の機械

PTFE樹脂のペースト押出ではチューブ状、丸紐状または平面状に成形してそれをカレンダーロールでシート・フィルム状に延伸し多孔質フィルムを作る成形法もあります。
その時にカレンダーロール(圧延装置)や縦横方向の延伸装置などが組み合わされることもあります。